多摩川のジャリ穴・・・?
日本の近代化に大きく貢献したもののひとつに「砂利」。人工物ではないため、どこかで採取されることになるが関東では多摩川が砂利採取場所となる。多摩川の砂利は非常に上質であったため古くから採取が行われ大正時代に起きた関東大震災で爆発的な広がりをみせ構造物へのコンクリートの使用が増加していった盗掘や乱採取が横行し、堤防は崩され多摩川に架かる橋の橋脚も地中埋設部が露出してしまい危険な状態となるなどば滅茶苦茶であった。また、実際の河川敷にとどまらず周囲の氾濫原の広い範囲で田畑を業者が買占め穴を掘って砂利を採取したため周辺の田畑に水が溜まらず周囲の農家が離農するためさらに買占めの範囲を広げ後に・・・「砂利穴」と呼ばれる大きな池がいくつも出現した。
その名残は例えば等々力緑地であったり、府中の多摩川競艇場である。
・・・・環境問題の話ではありません。
・・・魚釣りの話です。
ジャリ穴・・・大きな池、その通りです。
ジジィが高校生の頃、級友とよく釣りに出かけた場所です。
どのくらい大きいかと言うと・・
4.5mの釣り竿が標準で5.5mの釣り竿がちょうどいいくらいの広さです。
水深も結構ありました。
その中にはフナ・ヘラブナ・ハス・クチボソ・・・鯉もいました。
川のすぐそばにあったわけでもないのに魚種が豊富?
今でいうところの違法放流でしょうか?
ヘラブナ狙いで、毎回多摩川是政辺りのジャリ穴に行きました。
そこで初めてお目にかかったのがハス!
オイカワに似ている?けどオイカワよりもデカい変な魚?って当時は見ていた。
その後しばらくはハス狙いで通いましたが、あまり釣れなかった。
元々、関東にはいなかったが稚鮎の放流に伴って入ってきたらしい
最近、お目にかかったのは荒川水系?のビン沼川
ジャリ穴・・・その形状がすり鉢のようだったので水の事故も数多くあった。
今も名残りで小さいのがあるらしい。
YouTubeでそれらしいところで釣り動画もあるようです。
友人との釣り話にでてきたジャリ穴の釣り。
・・・ジュリアナ東京ではない、ジャリ穴の話!
See you later!
☆ありがと