安全と水はタダ・・・! ・・・?
イザヤ・ベンダサンこと山本七平氏が名著『日本人とユダヤ人』の中で、「日本人は水と安全はタダだと思っている」という指摘をしていました。
湿潤で全体としては温和な自然の島国・「豊葦原瑞穂の国」という環境で、そういう民族性・常識が育ったのは、過去のこととしてはある程度やむをえなかったでしょう。
しかし、大地震―津波を経験して、ふだん温和な自然もいつでも百パーセントの安全を保障してくれるものではなかったことに改めて気づかされることになりました。
・・環境問題ではありません。
遊ぶときの安全の話・・・・!
良く聞く言葉・・・絶対安全! 大丈夫!
「絶対」の意味は、「他に比較するものがない」「何物にも制限されない」ということです。
「大丈夫」の意味は、「あぶなげがなく安心できるさま。」「 まちがいがなくて確かなさま。」
この言葉を聞くと安心する・・・けれど、絶対も大丈夫はどんな時にも在りえない。
・原発は絶対に安全です。・・・・・・・・・放射能漏れの福島原発。
・もう、手を出しません。大丈夫です。・・・覚せい剤、某タレント。
アウトドアで遊ぶ時だけでなく、どの場面でも絶対と大丈夫はありません。
冬キャン・テント内でストーブを使う。ガス検知器があるから大丈夫! 換気孔があるから大丈夫!
ガス検知器があるから大丈夫! ・・・・・・動作しなかったら
換気孔があるから大丈夫! ・・・・・・・・意図せずに塞がってしまったら
公園でリードを外された犬に幼児が近づく・・『噛まないから大丈夫だよ!』・・
Phto AC
Phto AC
どんな場面でも絶対と大丈夫は無い!
・・・そんなことを薪ストーブを焚いたテントの中で考えた。
薪ストーブを焚いたテント・・・火が消えたことを確認してから寝ました。寒っ!
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ミンナニワガママジジィトヨバレ・・・
ホメラレモセズ・・・、
クニモサレズ・・・、
キラワレモセズ・・・
サウイフジジィ二、ワタシハナリタイ・・・
photo鹿之助
See you later !